眼の雑学
冬場は空気が乾燥しますよね。
レーシックの手術後、
「寝起き、乾燥しすぎで眼が開けられないです…」
「朝起きると、眼が乾燥します。そのせいか痛みがあることも…」
といった症状が多いようです。
私も経験あります。
まぶたがくっついてしまったようで、
開けられないのです。
思い切って眼を開けると痛かったですね。
すぐに目薬を差したものです。
寝起きに眼が乾燥してしまう時の対処法ですが、
これは「ドライアイ」対策にもなりますので、
「ドライアイ」が気になる方も必見です!
「寝起きで眼が乾燥しやすい」
「開けるのが大変」になるのはなぜでしょう。
就寝時はホルモンのバランスから
涙液の分泌が低下していることが知られています。
また、昼間ほど「眼を開いては閉めて(=瞬き)」の動きがなくなり、
涙が必要なくなります。
眠くなる時、あくびすると酸素をたくさん取り入れて涙が出ますが、
こうして睡眠に備えているんです。
また、手術をした後の角膜は傷ついておりますので、
回復期までは手術をしていない人に比べて
ドライアイの症状を来たす場合があります。
角膜が回復して参りますと、
ドライアイの症状が落ち着きますが、
それまでの間の対策ですが、
・1つ目は、
「寝室の湿度をある程度保たせること」
加湿器を使うのが簡単ですが、
洗濯物を干したり、タオルを干したりしても湿度が保てます。
・2つ目は、
「暖房の置く位置を調整し、作動時間と風向きに気をつけること」
眼(顔)に直接暖房器具の風が長時間あたらないように
調整してみて下さい。
・3つ目は、
「人口涙液(ソフトサンティアなどの目薬)の点眼」
寝る前に、起床と同時に点眼できるよう
枕元に置いておくのもお勧めです。
・最後に、
「ホットタオルを作り、眼を暖めること」
ホットタオルを作って1日数回、
眼のまわりを暖めてみて下さい。
パソコンを使う時や読書をする時などは、
20分〜30分に1度遠くを見て目を休めるといいです。
意識して中断するようにしないと、
なかなかできませんよね。
また、まばたきを意識的に行うことで涙を補うことができ、
眼の健康につながります。
紫外線の影響を防ぐことも効果的。
また、屋外でゴルフやウォーキングなどを行う際には、
ぜひサングラスを使って下さい。
紫外線からのダメージから眼を守ってくれます。
日本人は、欧米人に比べると眼は強い方だとか、
昔そんなことを聞いたことがあります。
それを知ってか知らずか、
欧米の人は意識して眼を守るためにサングラスをかけます。
私も、レーシック手術後は、
眼を守るために、サングラスをかけるようになりました。
眼の疲れを取るには、やはりブルーベリーです。
眼の疲れを軽減する働きのあるポリフェノーが含まれます。
スーパーで、冷凍されたブルーベリーも売ってます。
アイスクリーム感覚で食べてもおいしいです。
ブルーベリーで眼に栄養を補いましょう。
レーシックの手術をしても、
ドライアイは根本的には治らないそうです。
でも、コンタクトレンズ装用の辛さから開放されることになります。
手術前の診察の際に、
ドライアイにより角膜の状態が悪化している場合は、
レーシックの手術の前に、先に治療を行なう場合があるそうです。
手術後は、個人差はありますが、
1〜3ヶ月程度、ドライアイが強くなる場合があります。
一時的に神経が切断されてしまう為、
その神経が繋がるまでの間だそうです。
術後ドライアイを感じる方は、
角膜の水分を保持する点眼薬によって症状が改善するそうです。
また、もともとドライアイの方は手術後に
治療(涙点プラグ挿入)をすることもあるようです。
ドライアイには、角膜表面を保護する目薬の点眼が効きますが、
一般の薬局で販売されているものでも大丈夫だそうです。
なみだロートドライアイ、サンテドライケア、マイティアモイスチャーAなど、
涙に近いもので、刺激の少ないものがベストだそうです。
レーシックで老眼を発見することになったことは、
以前、記事に書きました。
そのレーシックと老眼について
老眼は年齢と共に一般的に誰でも進みます。
レーシックを受けて遠くが見えるようになることが、
老眼を早く気付かせる作用がある場合があります。
「早くなる」のではなく「早く気づき」ます。
まずは、この認識ですね。
大部分の近視の人は、
やや弱めの度数に処方されることが多いため、
結果的に弱い近視が残った状態で、
眼鏡やコンタクトレンズを装用しています。
そのため、年齢を問わず、
近くを見ることに関しては、
有利な状況が生まれており、
近視の人は45歳以上になっても、
『老眼』を自覚しないことが多々あるのです。
老眼を解消するために、
軽い近視が残るようにレーシックの度数設定をするとか、
片眼を遠方に合わせ、もう片眼を近方が見やすい度数に設定するとか、
近くを見る時は眼鏡(老眼鏡)を使用する、
などの方法がありますが、
やはり、満足度が高いのは老眼鏡の使用だそうです。
私も、多くのシーンでは不要ですが、
特に仕事する上で、どうしても見えない時や、
見づらくてとても疲れることがあります。
老眼鏡という響きがなんともイヤですが、
おしゃれなものを一つくらい用意しようかな。
はじめてコンタクトレンズを作ったのは、
19世紀のドイツのフィック博士でした。
博士は眼の表面をすっぽりと覆うガラス製のレンズを作り、
乱視に悩む患者に装着させました。
長時間の装着は不可能でしたが、
博士はこのレンズを「kontaktbrille」と命名。
ここからコンタクトレンズという名称が生まれました。
1940年代に入り、プラスティックの一種を使った
ハードコンタクトレンズが開発されると、
ようやく一般に普及しはじめました。
ただし、
この頃のコンタクトレンズは現在のものと違い、
あまり長い時間、装着し続けることはできませんでした。
ところで、時代をさかのぼると、
コンタクトレンズの原理を考え出したのは、
意外な人だったようです。
イタリア・ルネッサンス期の巨匠
レオナルド・ダ・ビンチが発明。
彼が原理を考案したものは数え切れません。
実は、コンタクトレンズも、
彼が考案したものと言われています。
1508年、ダ・ビンチは、
球形の容器の中に水を満たし、
それに眼を浸すと視力矯正効果があると論じました。
このことから、
ダ・ビンチはコンタクトレンズの原理の考案者
と考えられています。
なんともうらやましいワシの視力について
いろいろなテレビ番組の中でも、
動物をテーマにしたものの視聴率が高いようです。
そんな番組の中で、
よくワシやタカが地上の小動物を捕らえるシーンを見ます。
そのスピードと迫力はかなりのものです。
では、空を飛ぶワシやタカは、
どうやって獲物を見つけているのでしょう。
彼らは、上空を旋回しながら、
はるか下の獲物を見つけるだけの
すごい視力を持っているのです。
例えば、ハゲワシは、
1,500メートル上空から獲物を探し、
ハクトウワシは、なんと高度3,000メートルから
5キロ先の魚を見つけたという記録があります。
これらのタカというのは、
1,000メートル先のハトを見つけ、
猛スピードで追いかけることもあるそうです。